過去の自分

最近、昔の日記を見つけた。


そこには、誰にも言えない苦しい悲しい辛い
ドロドロとした思いがたくさんたくさん
書いてあった。


その中でも忘れられない日記があって
内容は私がその日見た夢の話だった。



私は黄金虫になろうとしていた。
けど、誰かが私に
『お前は黄金虫にはなれないよ』
『諦めなさい』
って冷たく言う声が聞こえる。


その時、『そうか、私は虫にさえなれない』
『虫になる価値もない』『何にもなれない』

そう理解した瞬間に目が覚めた。



たくさんたくさん目から涙が出て
すごくすごくビックリした。


虫になれない事がそんなにつらいのか。

違う。

声の通り、『虫にさえなれない』のがつらいんだ。



その日1日気分は最悪だった。

いまでもよく覚えててる。








最近なぜか悲しい気分になることが多くて
悲しい事ばっかり思い出してしまう。

この夢もそうだ。

悲しかった。本当に。








でも、いつか終わる日が来るよね?



そう信じたい。

なんだかなぁ。