★殺さない彼と死なない彼女

※ネタバレあり

 

 

 

ずっと気になってた映画見た。

 

 

 

 

原作は見たことがないので

映画のみの感想を述べようと思う。

 

 

 

 

 

 

死にたがりの女の子と殺したがりの男の子

2人は出会って、お互いに惹かれていく。

恋なのか友情なのかどっちか分かんないような

そんな2人の関係が可愛らしく

楽しそうで初々しいと思った。

 

複雑な気持ちを抱えたきゃぴ子とか

そのきゃぴ子を見守る地味子とか

 

好きが分からない八千代くん

そんな八千代を一途に好きな撫子ちゃん。

 

 

 

みんなそれぞれ個性的なキャラクターで

色んな事情を抱えてる思春期独特な感じ?

伝わるかな?笑  思春期独特なアレ。

 

 

主な登場人物が少ないところもいい。

鹿野と小坂

きゃぴ子と地味子

八千代と撫子

 

対になってる感もいいね。

 

 

 

現在と過去の話が平行に描かれてるような

感じの物語の構成も良かった!

 

何て言うか。。。

鹿野と小坂の人生が激変してる時に

きゃぴ子と地味子

八千代と撫子

がワケ分からん好きを拗らせてる様子って

本当に鹿野と小坂にとっては関係無い事。

その関係無い事が起きてる現実の中

鹿野は前向いて歩き始めてる。

そして、前向いて歩いた先に

鹿野と撫子が出会ったり。

 

世の中、

公平と不公平

幸と不幸

平等と不平等

対称的だなぁーって思った。

 

伝えたいのに伝える語彙力なくてごめんなさい。

 

 

 

あと、何が良かったって

 

お葬式終わった後の鹿野が見た夢。

もう泣いてしまう。

 

急に大事な人がいなくなるって

本当に本当に心と頭がバラバラになるんだよ。

 

[小坂の居ない世界で生きていけない]

 

その通りだと思う。

 

 

けど、朝起きてご飯たべて学校行く。

この時の鹿野の気持ちを思うと涙出るよ。

 

 

その後に見た2回目の夢も

夢の中で2人は幸せそうで、何故夢なのか…

何故現実に小坂はいないのか…

受け入れられる?

だって、愛しい恋しい大好きだと思う

たった1人はもうこの世に居ないのだ。

 

幸せそうに抱き合ってて

これが現実なら幸せなのにって

本当に思った。

 

 

夢から覚めた後の鹿野のセリフも

もう切なくてギューーーってなりそうだった。

 

 

『好き』と『さよなら』って

切なくて悲しすぎる。

 

 

 

 

伏線回収的なのも上手だったな←何様(笑)

 

起承転結ハッキリしてる系映画だと思う。

 

 

 

 

みんな幸せ!

みんな明るくハッピーエンド!!

って感じが好きな人はこーゆう映画

好きじゃないかも。

 

 

決してハッピーエンドとは言えないからね。

 

 

 

でも、ある意味タイトル通りの

ハッピーエンドだとは思う。

 

 

 

まぁ良き映画でした。

 

 

 

 

最後にあの殺人犯まじで天誅下れ。

 

 

 

 

 

終わり。